フォームタグ(form)

これらのタグを使えばアンケートなどを作ることができます
またこの「FOAM」タグはCGIやJavascriptでもよく使われます



▼フォームの開始と終わり

<FORM ACTION="URL" METHOD=送信方法>フォームの設定</FORM>

` @ACTION
指定したURLには送られてきたデータを処理するプログラムを指定します
プログラムを使えない場合は属性に「mailto:」プロトコルを使うと入力された情報がメールで送れます
ただしこの場合、送られてきたメールはそのままでは読めないため処理しなければなりません
具体的にはメールデコードサービスなどを利用する必要があります
@METHOD
METHOD=post:通常はこちらを使用します
METHOD=get:送信できるデータの量に制限がつきます



▼テキストを入力する

<INPUT type=形式の指定 name="名前" value="初期文字列" size=入力窓の大きさ maxlenght=入力の最大長>

@type
type=text:文字を入力するための部品です
type=password:上と同じですが文字が表示されません
「name」は情報を送信する際各データを区別するために使用します
「value」は初めから表示されている文字を指定します

ex.



▼項目を選択する

@いくつかの項目を選択する場合
<INPUT type=checkbox name="名前" value="値">
もしチェックされていた場合は「name」で指定した名前で「value」属性で指定した値が送信されます
「value」を指定していない場合は「value="on"」が使われます
初めからチェックしておきたい場合は「checked」属性を加えます

ex.
このソースは以下のようになります
<input type=checkbox name="animal" value="dog">犬
<input type=checkbox name="animal" value="cat">猫
<input type=checkbox name="animal" value="bird">鳥

@いくつかの項目のうち1つだけを選択する場合
<INPUT type=radio name="名前" value="値">>
このラジオボタンは「name」属性が同じものをグループとして、そのなかの1つしか選択できません
選択された場合は「name」で指定した名前で「value」属性で指定した値が送信されます
初めからチェックしておきたい場合は「checked」属性を加えます
ex.女性男性
このソースは以下のようになります
<input type=radio name="sex" value="female">女性
<input type=radio name="sex" value="male">男性



▼指定されたデータを送る

<INPUT type=hidden name="名前" value="値">
これはフォームからデータを処理するプログラムにユーザーの入力以外の情報を付加して送りたい場合に使います



▼送信・リセット

@送信
<INPUT type=submit name="名前" value="値">
「FORM」の内容を送信します
「value」でボタンのラベルを変更します。指定していない場合は「Submit Query」というラベルになります
異なった「value」を指定すれば、ボタンを複数置くこともできます
その場合は「name」で指定した名前で「value」で指定した文字列が送信されるのでデータを処理する時、どのボタンが押されたかわかります

また<INPUT type=image name="名前" src="URL" align="位置">でイメージを送信ボタンにできます
画像がクリックされた時にその位置をピクセル単位で「X」「Y」という名前でデータとともに送信します

@リセット
<INPUT type=reset value="文字列">
「FORM」の内容をリセットします
「value」でボタンのラベルを変更します。指定していない場合は「Reset」というラベルになります

ex.



▼ポップアップ・リストからの選択

<SELECT name="名前">
<OPTION>項目1<OPTION>項目2
</SELECT>

@SELECT
<SELECT>に何も属性を指定しない場合はポップアップになります
「SIZE=見える部分の行数」を指定するとリストになります
さらに「MULTIPLE」属性を指定すると複数の選択が可能になります
@option
<OPTION>に「value」属性で項目が選択された時に<SELECT>の「name」の名前とともに送信される値を指定します
「value」が指定されていない場合は項目が値として送信されます
「selected」属性を指定すれば最初から選択された状態になります

ex.
このソースは以下のようになります
<select name="country">
<option value=usa>アメリカ
<option value=japan>日本
<option value=chaina>中国
</select>



▼複数行のテキスト入力

<TEXTAREA name="名前" cols=横の文字数 rows=縦の文字数 warp=折り返しの指定>初期文字列</TEXTAREA>
「cols」x「rows」の大きさの分だけ入力できます。その方向の大きさを半角の文字数で指定します
「初期文字列」で初めから表示されている文字列を指定できます
@warp
warp=off:折り返しをしません
warp=hard:右端で強制的に改行されます。送信の際もこの改行も同時に送られます
warp=soft:右端で強制的に改行されます。送信の際はこの改行は送られません

ex.