■ コミュニケーションをデザインする、という発想
前回は、「CoolWeb」への7つのWebデザインの1つ、「情報をデザインする」ということをご紹介いたしました。
かなりの反響を頂きましたので、もう少し深く追求しても良いのですが、
このメルマガは「小出し」がモットーなので(笑)、またいずれということで、、
第5回である今回は、コミュニケーションデザインについてご紹介します!
Webサイトは「情報」の固まりだとしても、「本」とはまったく違います。
「本」は一方的に、読者に情報を与えるだけです。
しかし、Webは双方向のコミュニケーションが可能な媒体です。
と、まあ、ここまではよく言われることですが、
果たして「双方向のコミュニケーション」とは一体なんでしょうか。
掲示板を置く? チャットを設置する? 参加型のイベントをする?
メールには素早く対応する? アンケートを実施する?
これらはあくまで「手段」に過ぎません。「目的」ではないのです。
もちろん、ちょっとおしゃべりを楽しむという目的でなら問題はありませんが、
これでは一部の常連ができても、それ以上の発展は望めません。
(そんなサイト多くないですか? 私がここに入っていいの?って(笑))
コミュニケーションの秘訣は「相手のことを理解する。相手の話を聞く」です。
つまり、訪問者があなたのサイトに何を求めているのかを知り、
それをあなたのサイトに、あなた流に取り入れていく。
そして、コミュニケーションデザインとは、この流れを起こしやすくすることと、
訪問者の意見・要望・ニーズなどを反映させることを言います。
ちょっと、お話の内容があいまいですね。
簡単な例を挙げてみます。
私のサイト「21WebSpider」は、元々はクールなデザインについての解説だけでした。
しかし、その訪問者の声を、よくよく聞いてみると、
「クールなデザインを作りたい」という人は、デザインが好きということで、
「いずれは、Webデザイナーになりたい!」という人が非常に多かったのです。
そこで、「Webデザイナーになるための方法」などのコンテンツも作りました。
「アクセス数&Web収入」アップ!になったことは言うまでもありません。
Webサイトは、双方向コミュニケーションが可能なんですから、
あなたのサイトの訪問者の声をしっかり聞くようにしましょう!
特に、「商品がぜんぜん売れないなあ、、、」というオンラインショップの方は、
このコミュニケーションができていないことが最大の問題だと考えられます。
私がWebコンサルタントとして、150サイト以上を診断した経験から言うと、
「こんな見せ方、こんなレイアウト、こんな説明では、そりゃ売れんわ、、、」
そのような「コミュニケーションができていない」サイトばかりです。
コミュニケーションの鉄則「自分が欲しいなら、まず相手に与えよ」
アクセスやWeb収入が欲しいのなら、まずは訪問者の声をもっと聞きましょう!!
そこに、「CoolWeb」への道があるのです。
次回は、「ワクワク感」をデザインするということの意味と方法についてです。
人気サイトになるための唯一の条件は、訪問者をワクワク・ドキドキさせること。
お楽しみに!!
PS:「声を聞く」と言っても、アンケートを実施することはオススメできません。
だって、ほとんど誰も答えてくれないですもん、、、(笑)
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