■ htmlエディタは使うべからず

あなたはWebを、htmlエディタと手書き、どちらで作成していますか
もしあなたが「CoolWeb」を目指すなら、htmlエディタはやめた方が賢明です
自分でソースを書く。この重要性について、またhtmlエディタを勧めない理由について書きます

1. 自分で書くようにしないと最終的にCoolWebは作れない
htmlタグを書きながら実際のWebのイメージを追いかける。これが最も重要なことなのです
前述でソースを見て、ソースどの部分がデザインのどの部分にあたるか、考えろと書いたのもこのため
タグを書いているとき、実際どのように表現されるか頭でイメージできるようになって、
やっと「見た目」と「レイアウト」のスタートラインにたどり着く
のです

2. スタイルシートが使えない
エディタでもスタイルシートに対応しているものもありますが、ごく限られたCSSしか記述されません
例えば、赤くして太字にするのにエディタだと、何度も同じタグを打ちます。重くなるだけです。
このようなスタイルシートを活用すべきところで、活用できなくなってしまいます

3. ソースに意味のないスペースを勝手にあける
htmlエディタで作られたソースを見て下さい。勝手にスペースやTabといったものがつけられています
こうすればソースは見やすくなるのですが、しかしその分重くなります。スペースや改行も一文字となるのです

4. 同じタグを繰り返して使い、結局重くなる
これもソースをご覧下さい。エディタだと、例えば「FONT」「CENTER」タグは一つ一つ(一行ごとに)にタグを付けます
「FONT」や「CENTER」で全体を囲めばいいことで、無駄に重くなっています

5. ブラウザ独自のタグを勝手に使うことが多い
IEのみで表示されるタグやNNのみで表示されるタグを勝手に使うことがあります

もちろん最近のエディタは開発が進んでいて、3から5は克服しているかもしれません
でもやはり手書きの方がいい。微妙な調節がしやすいし、どんなに完璧なエディタでも1は克服できないから

もしhtmlエディタでWebを作成している人は、今すぐ無駄なタグやスペースを消してみてください
きっとかなり軽くなります。1KBや2KBは当たり前。10KBも軽くなることだってあります

ここでいうhtmlエディタとはホームページビルダーなど完全にソースを自動で書くソフトのことです
タグ記述を補助するエディタは構いません。私も使っています
大事なのは、タグを書きながら実際のWebのイメージを追いかけられるか、です

追記:プロのWebデザイナーでもhtmlエディタで作っている人がまだいます。
大手では決してそんなことをしていません。そのようなところには制作依頼しないようにしましょう(笑)
htmlコーディングの専門職(?)もあるくらいなんですよ。